日本のカジュアルスニーカーブランドPantherパンサーと、スピングルカンパニーとの協業モデルが登場。2022年3月26日（土）より、パンサー直営店、パンサー取り扱い店、公式オンラインショップにて発売予定。

パンサーが2016年に復刻して以来初となるコート系シューズは、日本製のバルカナイズド製法で業界を牽引するスピングルカンパニーのラストを使って、同社の広島工場で制作しました。
世界長ユニオンは、前身である世界長の時代に大正8年頃から足袋や長靴を始め加硫（バルカナイズド）靴を多く生産してきました。
パンサーでもバルカナイズドスニーカーのバリエーションがたくさんありましたが、その生産工場が無くなったことで、暫くの間バルカナイズドスニーカーは作られていませんでした。しかし、再度「日本製の加硫パンサーを作りたい」という思いから今回の協業モデルが誕生しました。

アッパーはPANTHERパンサー GT DELUXEジーティー デラックスをアレンジしたクラシックな雰囲気に仕上げました。アッパー全体にスウェード素材、サイドラインにはスムースレザーをを採用し、ガム色のソールを合わせることで70~80年代の風合いを表現しています。
シュータン裏には通気性とクッション性があるダブルラッセルメッシュ、ライニングには耐久性にすぐれた人工皮革、インソール下の踵部分にはクッション性の高いラテックススポンジを採用し、足入れの良さにもこだわりました。スピングル独特のシルエットを生かすべくソールの厚みの調整を重ね、絶妙なバランスに仕上げました。
インソールには『manufactured by SPINGLE COMPANY』* のプリントを施しています。
パンサーならではのカラーリングもお楽しみください。

(*) manufactured byとは、『製造する、作る』という意味で、生産背景に焦点を当てたライン。それぞれの職人・工場が持つ匠の技術で、パンサーと共に作り上げるシリーズです。